【弥生賞】ワンデイモア3連勝だ 感触上々!国枝厩舎3頭目Vへ
「弥生賞ディープインパクト記念・G2」(7日、中山)
13年カミノタサハラ、20年サトノフラッグと過去2勝を挙げている国枝厩舎が、今年は2連勝中のワンデイモアを送り出す。新馬戦こそ8着に敗れたが未勝利戦、1勝クラスと2連勝中。この歩みはサトノフラッグと同じだ。
国枝師は「やる気があっていい馬だよ。根性があるタイプ。手脚が長くて、まだ緩いところがあるけどね。カミノタサハラ、サトノフラッグの方がレベルが上だけど、そこに追いつく素質は感じる」と評価する。
前走後は福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出され、1カ月前に帰厩。2月24日の1週前追い切りは美浦Wでリュラネブラ(3歳未勝利)との併せ馬で、5F68秒1-38秒4-12秒6をマークして併入した。指揮官は「馬体重も大きく変わってないし、順調に乗り込んでいる。競馬はうまそうだし、あとは田辺に期待だね」と、初めての重賞の舞台へ向けて感触は上々だ。
厩舎の先輩たちとはタイプこそ違うが、この時点での伸びしろという点では魅力たっぷり。驚異の成長力で、一気の相手強化もクリアするかもしれない。