グランアレグリアは最優秀短距離馬 藤沢和師、最終章へ夢膨らむ

 JRAは6日、「2020年度JRA賞」受賞馬および特別賞を発表した。

 最優秀短距離馬は2020年、G1・4戦に出走して3勝、2着1回の好成績を収めたグランアレグリア。安田記念ではアーモンドアイに完勝した。注目される21年の路線に、藤沢和師は「どこを目標にするのかなど、近いうちにオーナーサイドと協議する予定。海外遠征のプランも出ています。春は高松宮記念(3月28日・中京)のリベンジを狙うのか、2000メートルの大阪杯に行くのか…。秋には天皇賞があるし、アメリカ(ブリーダーズC)に連れて行きたい気持ちもある」と目を輝かせる。22年2月に引退を迎える名伯楽の夢物語は、クライマックスに向けて一気に加速していきそうだ。

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