【ボート】平和島グランプリ直前コラム1

 「グランプリ・SG」(15日開幕、平和島)

 優勝賞金1億円をかけた戦い-。「SG・第35回グランプリ」が15日に開幕する。今年は2014年以来、4回目の開催となるボートレース平和島が舞台。賞金ランク18位以内の選手たちが、黄金のヘルメットを目指す。

 平和島は1Mがスタンド側に寄っているため、全国屈指のインが弱い水面として知られる。1月から11月までのイン勝率は45・1%。全24場平均の55・8%と比較しても明らかに低い。特に冬場はホーム向かい風が強く吹き、さらにダッシュ勢が有利になる。

 エンジンは6月に更新。エース機は56号機だ。10月の周年記念で秦英悟が使用し強烈に噴いていたエンジン。その後は2節しか使用されず、乗り手にも恵まれなかったため成績を落としたが、動き自体は変わらず強力。仕上がれば節イチ級になることは間違いない。

 直近では65号機が目立っている。10月末から3節連続で優出して優勝2回。中間整備によってパワーアップした急成長エンジンだ。

 22、33号機も動きは良好。最低でも中堅上位で、特に33号機は伸びでトップを誇った時期もある。2節前優勝の67号機もパワフル。ターン回り、行き足を中心に仕上がりの良さが目立つ。

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