【天皇賞】クロノジェネシス強敵撃破自信アリ オークス以来の長距離輸送も不安なし

 「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)

 実りの秋。その言葉がぴたりと当てはまるのが、クロノジェネシスの充実ぶりだ。水曜に計測した馬体重は前走比プラス14キロの478キロを示し、光る毛ヅヤと張りのある馬体。30日は栗東の角馬場で入念な運動を消化し、輸送前日の調整を済ませた。

 斉藤崇師は「雰囲気は悪くないし、輸送しても前走よりプラス体重で出走できそう。オークス以来になる長距離輸送ですが、問題はなく、大丈夫だと思いますよ」と順調な調整過程に目を細めた。

 これまではパドックなどでもテンションは高く、精神的に不安定な面はあった。だが、ここにきて心身ともに完成域に達しつつある。「以前なら馬場入りはもっとうるさかった。でも、今はキャンターに行っても(ハミを)かんだりしない」と指揮官。宝塚記念Vで得た自信を確実に成長へとつなげた。

 過去10年で宝塚記念から直行で勝利を収めたのは、10年ブエナビスタ、17年キタサンブラックの2頭。偉大なる先輩の足跡を追うべく、打倒アーモンドアイへと挑む。

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