「スプリンターズＳ・Ｇ１」（１０月４日、中山）

　秋のＧ１シリーズ開幕を飾る電撃戦。１９年の２着馬で、２０年の高松宮記念覇者となったモズスーパーフレアは、ここで春秋制覇を決め、群雄割拠のスプリント界を制圧してみせる。

　音無師は「（１週前は）いいですね。この馬が行った時間帯は馬場も悪くなっていたから。これで当週は単走でいいと思う。成績を見ても、中山が合っているタイプ。一番走るところで行われるＧ１。楽しみですよ」と語った。

　１週前追い切りは、松若を背に栗東坂路で４Ｆ５０秒２－１２秒３（Ｇ強め）。ジョニーズララバイ（４歳２勝クラス）に３馬身半先着。攻め駆けするタイプとはいえ、鋭い動きで好時計をマーク。ゴール前で気合をつけられるとひと伸びを見せた。気配は絶好だ。