「共同通信社杯・Ｇ２」（２１日、伊東）

　中本匠栄（３３）＝熊本・９７期・Ｓ１＝が１位に入線した山田英明（３７）＝佐賀・８９期・Ｓ１＝の失格により繰り上がりで優勝。ビッグレース初決勝で初優勝を達成した。２着に松浦悠士、３着に園田匠が入り、３連単は１９万６３８０円という大波乱の結末となった。

　山田は痛恨の１位失格。ビッグレース決勝での１位入線失格は０５年４月のふるさとダービー武雄以来１５年ぶり。「展開は最高だった。中本君も頑張ってくれたし、獲るべく人が獲ったと思う」と九州の仲間の優勝を喜んだ。残るＧ１は２つ。「グランプリ出場は諦めたくない。気持ちを切り替えていくだけ」と前を向いた。