【セントウルS展望】ミスターメロディV発進決める
「セントウルS・G2」(13日、中京)
19年高松宮記念覇者ミスターメロディが始動戦を迎える。前走の安田記念は11着に敗れたが、3月にドバイへ輸送されるも開催が中止となり、引き返して迎えた約7カ月ぶりの実戦だった。距離も含めて酌量の余地は十分にあるだろう。レース後は放牧を挟み、ここを目標に調整。「前走よりもいい感じ。G1を勝った左回りの千二はベスト」と田代助手も舞台を歓迎する。V発進で本番に弾みをつけるか。
重賞5勝馬ダノンスマッシュも復帰戦となる。悲願のG1制覇に向けた大事な一戦。安田隆師は「右も左も関係なく走りますし、舞台としては申し分ない。いい競馬をして本番に結びつけられれば」と力を込める。
葵Sを制したビアンフェは、古馬との初対決で自慢のスピードがどこまで通用するか。高松宮記念で1位入線(4着降着)したクリノガウディー、G1馬セイウンコウセイ、実力馬シヴァージ、CBC賞覇者ラブカンプーなども虎視たんたんとタイトル奪取を狙う。