ケンタッキーダービーは人気3頭外枠で混迷度アップ

 「魁!海外馬券塾」(2日)

 ケンタッキーダービー・G1(ダート2000メートル)は、例年より4カ月遅く日本時間6日朝に、米国のチャーチルダウンズ競馬場で行われる。トラヴァーズSなどG1を3連勝中のティズザローが中心視されるが、未対戦の相手も多く一筋縄ではいかないレースであることは例年と変わりない。ティズザロー、オナーエーピー、オーセンティックの人気3頭がそろって外枠に入ったことで、さらに混迷度が増している。

 オーセンティック、オナーエーピー、サウザンドワーズのカリフォルニア州調教組は、勝ったり負けたりの力関係。オーセンティックが東海岸に遠征したハスケルSでは、際どい勝ち方だっただけに全幅の信頼を置きづらい印象だ。

 それなら、アーカンソーダービー2着から間隔をあけて臨むキングギレルモに、より魅力を感じる。

 通常なら17万人の大観衆が集まり、ルイビルの街に多大な経済効果をもたらすケンタッキーダービー。ただ、今年はそれはかなわない。それでも無観客とはいえ、開催にこぎ着けた主催者や他の関係者の尽力に心から拍手を送りたいと思う。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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