「２歳新馬」（２日、新潟）

　伏兵が早め先頭から押し切った。６番人気のハヴァス（牡、父ルーラーシップ、栗東・橋口）が、１分３５秒６のタイムで芝１６００メートルのデビュー戦を快勝。好スタートから道中は掛かり気味に２番手を追走。直線半ばで持ったまま先頭に並びかけると、あっさり抜け出して後続に１馬身半差をつけた。母ペルフィカはこぶし賞などＪＲＡで２勝を挙げ、１５年フィリーズデビューで２着の実績がある。騎乗した丸山元気騎手は「あとは気持ちだけですね。真面目過ぎるところはありますが、能力は高いですよ」と評価した。

　２着は２番人気プラウドルック、さらに首差の３着には８番人気のウインミニヨンが入った。なお、１０年の牝馬三冠を制したアパパネを母に持つ１番人気アカイトリノムスメは出遅れて後方を追走。直線は大外に持ち出したが、伸びを欠いて７着に敗れた。