キタサンブラックが顕彰馬に選ばれる 北島三郎オーナーも大喜び

 JRA(日本中央競馬会)は9日、2020年度の顕彰馬にキタサンブラックが選出されたと発表した。記者投票で158票を獲得し、選定基準となる投票者196人の4分の3(147票)以上をクリア。顕彰馬の選出は18年度のロードカナロアに続き、34頭目となった。キタサンブラックは15年1月にデビューし、同年10月の菊花賞を制してG1初制覇。その後も春秋の天皇賞、ジャパンCなどを勝ち、引退レースとなった17年有馬記念で有終の美を飾り、G1・7勝を挙げた。

 北島三郎オーナー(83)は、「この度は顕彰馬に選出いただきまして、大変うれしく心よりお礼を申し上げます。振り返れば、キタサンブラックと過ごした3年間は夢のような時間でした。来年デビューするキタサンブラックの産駒に競馬場で会えることを楽しみにしております」とコメントした。

 また、現役時代に管理した清水久詞調教師(47)=栗東=も、「大変光栄に思います。調教師としてこれだけの名馬に出会えたことは感謝であり、これからも精進してまいりたいと思います。種牡馬としても丈夫で強い子供たちを送り出してくれることを願っています」と選出を喜んだ。

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