スエヒロジョウオー死す、30歳 小泉星輝氏「多くのファンに愛された馬」

 92年の阪神3歳牝馬Sを制したスエヒロジョウオーが、30日にけい養先の北海道新冠町の小泉牧場で死んだ。30歳。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。

 栗東・吉永猛厩舎から92年6月に札幌でデビュー。5戦目のきんせんか賞で2勝目を挙げると、続く阪神JFの前身である阪神3歳牝馬Sで勝利を飾り、同年の最優秀3歳牝馬に選出された。その後は未勝利に終わり、93年エリザベス女王杯12着を最後に引退した。通算成績は11戦3勝(うち重賞はG1・1勝)。母として重賞2勝馬スエヒロコマンダーなどを世に送り出している。

 小泉牧場代表取締役の小泉星輝氏は「多くのファンに愛された馬でした。毎年、会いに来ていただくファンの方々に亡くなったことを伝えたところ、涙ぐんでいる方がいて、改めて多くのファンに愛された馬であったことを再認識しました」としのんだ。

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