【競輪】長期欠場中の山原さくらが始動 5月復帰へ向けてバンク練習をスタート
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ガールズケイリンの選手で昨年11月から病気のため欠場中の山原さくら(27)=高知・104期・L1=が2日、バンク練習を再開した。
山原は昨年11月、ガールズグランプリトライアル(19~21日・小倉)に出走するため、前日から北九州市に入っていたが、腹痛が襲ったため病院に搬送。「病名は卵巣のう腫茎捻転でした」。即、入院して2カ月間の療養に入った。レースに参加するどころか、練習もできない日々が続いたが、退院後、少しずつトレーニングに励んだ。「1週間前(3月下旬)から(自転車に)乗ってやめてを繰り返していました」と話すが、ようやくバンク練習を解禁。父で師匠でもある山原利秀(51)と、地元の高知バンクで周回練習に臨んだ。
開設記念シリーズ開催中とあって、全レース終了後から乗り始める。引き揚げてきた山原は「かなりキツいですね」と語ったものの、久しぶりにバンクで自転車に乗れたことで、晴れやかな表情だった。「4月中は練習に打ち込んで、5月の復帰を目指しています」と今後の予定を話した。