モズアスコット豪遠征中止 新型コロナ拡大防止へ検疫強化

 ドンカスターマイル・G1(4月4日・豪ランドウィック)に向けて16日に出国予定だったモズアスコット(牡6歳、栗東・矢作)は、オーストラリアが新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、検疫強化などの措置をとると発表したことを受け、同レースへの出走をとりやめた。同馬はきょう17日に栗東トレセンに帰厩する。

 矢作師は「中止のリスクなどを考慮して、オーナーと相談した上で判断しました。今後は高松宮記念(29日・中京)を目標に仕上げていきたい。ただ、レースが1週早くなるため、いい状態に仕上がらなかった場合に備え、香港のチャンピオンズマイル(4月26日・シャティン)にも登録しました」と話した。

 同レースに出走を予定していたマイスタイル(牡6歳、栗東・昆)も同じく回避。一方、ダノンプレミアム(牡5歳、栗東・中内田)はクイーンエリザベスS・G1(4月11日・豪ランドウィック)に出走するため、16日にオーストラリアに向けて出国した。

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