【ボート】平和島クラシックカウントダウンコラム3
「ボートレースクラシック・SG」(17日開幕、平和島)
初日12Rドリーム戦の出場メンバーは1石野貴之、2吉川元浩、3毒島誠、4瓜生正義、5馬場貴也、6柳沢一。まず注目は昨年のグランプリ覇者、石野貴之がどんなスタートを切るか。1月には若松ダイヤモンドカップで早くもG1タイトルをゲット。2014年グランプリで優出実績がある平和島で、昨年のMVP男が貫禄を示す。
毒島誠も黙っていない。平和島では18年に周年記念を優勝。夏場に調子を上げてくるスロースターターだが、充実一途の手腕で栄冠を狙う。
ベテラン勢では吉川元浩の連覇に期待が掛かる。昨年は続けてオールスターも制し、序盤の賞金バトルをリード。その再現を狙う。昨年のオーシャンカップで復活Vを飾った瓜生正義、グラチャンでSG初戴冠を果たした柳沢一も強力だ。
ドリーム組以外では、クラシック2冠の松井繁が好調。1月の若松、浜名湖でG1優出した底力は健在だ。また、田村隆信は当地で開催された昨年12月のBBCトーナメント覇者。決勝戦の枠番抽選で1号艇を手にした強運ぶりは、今回のエンジン抽選でも注目どころ。クラシックV3を狙う桐生順平、一昨年の覇者である井口佳典、ほかに白井英治らも有力V候補だ。
地元の東京支部からは5人が出場。浜野谷憲吾は07年の平和島クラシック覇者でもあり、2回目の地元SG獲りを狙う。昨年のヤングダービー優勝で頭角を現した永井彪也も、SG舞台で結果を残したい。