ドバイWCデー芝2レース ゴドルフィンVS日本馬の主力争いに

 「魁!海外馬券塾」(11日)

 ドバイWCデー(28日・UAEメイダン)は予定通りに開催されるのか?というのが、ここ最近の関係者とのあいさつ代わりになっている。たとえ1週間でも延期になれば、馬の輸送も含めて一からプランを立て直すほどの再調整が必要になるが、それは仕方ない。既にアラブ首長国連邦では、ドバイWCより以前の競馬開催日全てを無観客で行うことが発表されており、あらゆる可能性を考えて準備を進めている。

 7日のスーパーサタデーで行われたドバイWCの前哨戦で最も印象に残った勝ち馬はジェベルハッタ・G1(芝1800メートル)のバーニーロイだった。後方から外を回って鋭く伸び前走のG2に続いての連勝とした。一度は種牡馬入りしたものの、受胎率が低く現役復帰となった馬が、2年半ぶりのG1制覇を遂げ、次走はドバイターフ・G1(芝1800メートル)へ向かう。

 このバーニーロイと、ドバイシーマC・G1(G1・芝2410メートル)に出走するガイヤース、サウジC3着からドバイワールドC・G1(ダート2000メートル)に向かうベンバトルが、今年の地元ゴドルフィン勢3本の矢だ。特にターフとシーマCの芝2レースでは近年の傾向通り、今年もゴドルフィンVS日本馬の主力争いになる可能性が高い。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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