【弥生賞展望】ホープフルS3着のワーケアが中心

 中心はワーケアだ。無傷の2連勝で臨んだ前走のG1・ホープフルSで3着。初黒星を喫したものの、手塚師は「スタート後に挟まれて、消化不良の競馬になってしまった」と振り返る。雪辱の一戦に向けて調整は順調だ。2月26日の1週前追い切りは美浦Wでの3頭併せ。5F65秒7-37秒6-12秒7を馬なりでマークした。「いい動きだったね。中山コースも2度目になるし、楽しみにしている」とトレーナー。重賞初Vを決めて、皐月賞へ向け再び加速する構えだ。

 未勝利、1勝クラスと2連勝中のディープインパクト産駒サトノフラッグも、素質では引けを取らない。「前走の勝ち方が良かった。引き続き状態はいい。相手は骨っぽくなるけど期待したいね」と国枝師も好勝負をにらんでいる。武豊との新コンビにも注目が集まる。

 ホープフルS5着オーソリティも巻き返しに燃える。競走センスが高く自在性が大きな武器。厳しい競馬を経験したことで、さらに成長を期待できる。ホープフルSでは積極策が裏目に出たブラックホールも、本来の末脚勝負なら出番がある。札幌2歳Sを制した実力を見直したい。ウインカーネリアンは相手なりに走れる強みがある。新馬戦を完勝したオーロアドーネは未知の魅力がたっぷり。逃げればしぶといパンサラッサにも警戒したい。

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