【チャンピオンズC】マーフィー2週連続の美酒だ タイムフライヤーとコンビ

 悠然と先頭を歩くタイムフライヤー(右端)
2枚

 「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京)

 一瞬の判断が光った先週のジャパンC。最後の直線で内ラチ沿い1頭分のスペースにスワーヴリチャードを導き、栄冠を手にしたマーフィー。「いい馬に乗せてもらってラッキーでしたね。内から4頭分まではいい馬場状態だった。逃げた馬が疲れていたのも分かっていたし、内ラチ沿いをあけていましたから」と勝因を明かした。

 2013年5月に英国でデビュー。同年に41勝を挙げると、翌年には早くも重賞初制覇を飾り、名手としての片りんを見せた。17年フランスのフォレ賞(アクレイム)でG1初制覇。18年には欧州年度代表馬に輝いたロアリングライオン(G1・4勝)とのコンビで、世界中のホースマンにその名を知らしめた。

 目下、日本での評価も上昇一途だ。歓喜のガッツポーズから1週間。JRA・G1初制覇を果たしたマーフィーに、2週連続G1Vのチャンスが巡ってきた。今度の相棒はタイムフライヤー。「乗ったことはないけど、これからゆっくり映像を見て勉強します。中京コースは映像で見ました。直線が長くて、どの馬にもチャンスがあると思っています」と意欲を燃やす。

 勢いに乗る愛国の若き天才×砂で復活を期す芝G1ウイナー。新たな融合がマッチしたとき、再び日本のファンはその華麗な騎乗に酔いしれるはずだ。

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