「全日本選抜・ＳＧ」（１０日、川口）

　森且行（４５）＝川口・２５期＝が、開催初日７Ｒで２着とまずまずのスタートを切った。１０メートルオープンの５枠から好ダッシュで出た森は、１枠から１角を先取りした辰巳裕樹（浜松）を２角でまくって先行。そのまま押し切るかに見えたが、４周バックで西原智昭（伊勢崎）に差されて次位に後退。しかし、２着は確保した。

　「跳ね対策でプレートを替えたら、ドドド（不整振動）は完全になくなりました。でも、あの展開で勝てないんだから、まだ足りないなあ。滑ってペースが上げられなかった。もうひと調整します。雨は降るなら、いっぱい降ってほしい」

　２日間の平均得点上位６４人が、３日目５～１２Ｒの準々決勝に進出するので、森はほぼ当確。だが、準決勝戦へは準々決勝の１着８人と、１着を除く３日間の平均得点上位２４人が勝ち上がるため、勝負レースが続く。