【スプリンターズS】タワーオブロンドン好調キープ 藤沢和師「へこたれていない」
「スプリンターズS・G1」(29日、中山)
セントウルSを制しサマースプリント王者となったタワーオブロンドンは19日、美浦坂路を単走で追われた。前々走のキーンランドCから間隔を詰めて使われてきたため、4F59秒4-43秒3-14秒5と軽めだったが、軽快な脚さばきは健在だ。藤沢和師は「大きい馬なので、使い込んでもへこたれていないね」と好状態キープをアピールした。
セントウルSでは1分6秒7のレース&コースレコードをマーク。スプリント路線へ転向後、3戦目で価値ある結果を残した。トレーナーは「千二を使いながら、短い距離の競馬を分かってきたようだね」と分析する。今回は初めての中山だが、「直線は短いけど、最後に急な坂があるし、いいと思うよ」と歓迎していた。