【オールカマー】クレッシェンドラヴ好反応 1馬身先着に金子助手「いい感触」

 「オールカマー・G2」(22日、中山)

 順調に調整を進めてきたクレッシェンドラヴの最終リハは18日、美浦Wで先行したジン(3歳1勝クラス)を1秒3追走してスタート。緩い流れでもピタリと折り合って、直線では内に入り、気合をつけられるとしっかり反応し、ゴール手前でやや頭を上げるしぐさを見せたが、1馬身先着を決めた。金子助手は「動きは良かったと思います。右から左へとスッと手前を変えて反応したし、いい感触でした」と納得だ。

 昨秋から地力強化に成功した。17年のセントライト記念(8着)以来2度目の重賞挑戦だった前走の七夕賞は、直線で鋭く脚を伸ばし2着。「以前は馬がやんちゃだったが、精神的に成長してきた。あとは普通キャンターでも左回りコースが走れることになったのでプラスにつながっている」と近況の充実ぶりを口にした。

 真価が問われるG2。「福島、中山の小回りコースにも対応できるオールラウンダー。相手は強いけど、胸を借りるつもりで」とチャレンジャー精神で挑む構えだ。

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