【神戸新聞杯】サートゥルナーリア感触上々 雪辱へルメール「いい結果を」

 「神戸新聞杯・G2」(22日、阪神)

 皐月賞馬サートゥルナーリアが、反撃を見据え、満を持して復帰する。前走のダービーは、発馬が決まらなかったことも響いて4着。後方からメンバー最速の上がり3F34秒1の末脚で追い込んだが、デビュー5戦目にして初黒星を喫した。辻野助手は「ゲートに入る前からいつものテンションではなかった。あれだけ出遅れると、当時の東京の馬場では厳しかったですね」と悔しそうに振り返る。

 夏は放牧に出て充電した。「いい意味で余裕を持った状態です。いい体つきで帰ってきました。牧場でしっかりと乗り込んで基礎的な部分はできていましたね」と同助手の感触は上々。11日の1週前追いは、栗東CWでルメールを背に単走。6F82秒8-36秒1-11秒3の時計以上に躍動感は十分で、鞍上も「自分から加速して、直線はよく動いていました。いい気持ちでしたね」と明るい表情だ。

 ダービーは騎乗停止でレーンに手綱を譲り、「本当に残念だった。自分を怒りました。ダービーでチャンスのある馬に乗れるのは珍しいですから」と自らを責めた。「絶対能力が高い馬。いい結果を出したいです。自信はあります」とリベンジにかける思いは強い。今後を占う重要な一戦。同世代のライバルを打ち破り、さらなる強敵が待つ大舞台へ駒を進める。

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