【競輪】石井寛子GDR初優勝 「かなり自信になった」年末大一番決めた

 「ガールズドリームレース・F2」(17日、名古屋)

 9Rのガールズドリームレースはカマした児玉碧衣を差した石井寛子(33)=東京・104期・L1=が初優勝。ガルコレV4を飾った。

 想定通りのレース運びで石井寛がガールズドリームレース初優勝を飾った。「腰を痛めていたし、このメンバーだと自分で動いては厳しいと思っていた。児玉さんの後ろと決めていて、そこを取れたのがびっくり」とぴたりとハマった展開をしっかりとモノにした。

 初手から児玉後位を追走した石井寛。レースは打鐘過ぎまで動きがなく、4角過ぎから児玉が踏み上げ、石井寛が続く。小林は最終2角6番手から仕掛けたが思うほど進まず、児玉、石井寛の順で直線へ。「児玉さんだけは差す気持ちで」と最後はこん身の差しでゴールを駆け抜けた。

 この優勝で大きく賞金を積み重ねた。「かなり自信になった。グランプリ(12月29日・立川)は決まった。どう戦うか今から考えられる」と早くも年末の大一番を見据えた。

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