【関屋記念】木幡巧“熱男”になる 相棒ハーレムラインで重賞獲りだ

 「関屋記念・G3」(11日、新潟)

 思い出の越後路で、再び重賞タイトルを手にするか。木幡巧也騎手(23)=美浦・牧=は、デビューした16年には45勝を挙げてJRA賞の最多勝利新人騎手に輝くなど、将来を嘱望された。しかし、この年がキャリアハイ。17年はレパードSのローズプリンスダムで重賞初制覇を果たしたが18勝止まり。昨年も23勝で、今年は現在15勝。なかなか殻を破れないでいる。

 今年の重賞挑戦は4回目、新潟では3週連続となる。コンビを組むハーレムラインとは、前走の谷川岳Sで14番人気の低評価を覆して勝利した。木幡巧は「前走は成績的には半信半疑だったが、力がすごくある馬だと実感しました」と振り返り「どこからでもレースができる感じで、今回も具合がすごくいい。非常に楽しみです」と力が入る。真夏のマイル決戦で、競馬界の“熱男”になってみせる。

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