アレグリアでルメール桜花賞連覇だ ドバイ帰りで明るい笑顔

 「ドバイ?バッチリだったね」。先月30日にメイダン競馬場で行われたドバイターフを、アーモンドアイで制したクリストフ・ルメール騎手(39)=栗東・フリー=が3日、栗東トレセンに登場。大きな勲章を手土産に、明るい笑顔を振りまいた。

 日本が誇る女傑に、海外メディアも注目。「歩くだけでみんな“すごい”と言っていたね」。勝ちっぷりにも余裕があったよう。「ナイターの照明に物見をして。最後に詰め寄られたのは“仕事は終わった”と思ったのかな(笑)。3~4角で走りたがっていたので、千八はちょうどいい距離でした。エンジンはさすが。やはり特別な馬です」と振り返った。

 「昨年のこのレースで“スーパースター”が生まれた」。中89日での桜花賞制覇から、はや1年が経過した。今年のパートナーであるグランアレグリアも、潜在能力は相当なものを秘めている。「デビューからの2戦は楽勝でしたが、前走は牡馬のG1で相手が強かった。いいペースであれば4、5番手で走れると思うし、その方がいい。そうなれば、いい瞬発力を使うことができると思う」

 馬は中111日でのVでアーモンドアイ超えを、鞍上は史上5人目となる桜花賞連覇を目指す。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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