【中山記念】ディアドラ牡馬斬りへ軽快 ルメール「自分から動いていた」

 「中山記念・G2」(24日、中山)

 強豪牡馬を一刀両断だ。昨年の香港C2着以来となるディアドラは20日、ルメールを背に栗東坂路で単走。軽快な動きで4F55秒5-39秒6-12秒7をマークした。

 主戦は「良さそう。自分から動いていた。とても乗りやすいし、最後はいい脚を使うことができる。いいメンバーだけど、54キロはいいね。彼女なら全然、心配はいりません」と全幅の信頼を寄せる。橋田師も「先週しっかりとやったので、サラッと。順調に来ていると思う」と納得の表情を浮かべた。

 3月末にはドバイターフ挑戦を控える。3着同着に終わった昨年のリベンジを果たすとともに、同レースで顔を合わせる三冠牝馬アーモンドアイを撃破するためにも、始動戦から力を誇示しておきたい。指揮官は「繊細な馬だけど、胸囲がデカくて心肺機能が高い。他の馬とはちょっと違う。中山は向いているとは言えないが、距離はいいので」と、国内3戦全勝の芝9F戦に自信をのぞかせた。

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