【中山記念展望】ステルヴィオが得意の舞台で躍進

 昨秋のマイルCSで待望のG1初制覇を果たしたステルヴィオがここから始動する。この条件はスプリングSを勝っており、力を出し切るには絶好の舞台設定。新コンビを組む丸山の手綱さばきにも注目だ。

 ドバイシーマクラシックに選出されたスワーヴリチャードは、不完全燃焼に終わった昨秋の巻き返しに燃える。千八は〈1・1・0・0〉と好走しており、右回りも以前ほど苦にはしていない。

 昨年の皐月賞馬エポカドーロも得意の中山で大きく前進する。さすがに距離が長かった菊花賞は参考外。ステルヴィオとの直接の対戦成績では2勝1敗と勝ち越しており、ここも上位争いは間違いない。ディアドラはドバイターフへ向けて、重要なステップとなる一戦。前々走の府中牝馬Sで見せた決め手は牡馬相手でも十分に通用するものだ。

 昨年の覇者ウインブライトは中山金杯を制して勢いがある。中山で重賞3勝と相性の良さは抜群。実績ではやや見劣るものの侮れない存在だ。ラッキーライラックは秋華賞で9着に敗れ、デビュー以来初めて馬券対象から外れた。今回はじっくり休養を取って立て直しただけに、G1馬の底力を発揮すれば休み明けでも軽視は禁物。

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