【ボート】GP&QCカウントダウンコラム6
「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)
◆男子10位・笠原亮
笠原は2月の徳山周年で10年ぶりにG1タイトルを奪還した。8月のメモリアルでも、2015年11月のチャレンジカップ優勝以来、2年9カ月ぶりのSG優出(2着)を果たして、賞金を大幅に加算。賞金ランキング10位で3年ぶりのグランプリ出場を果たした。「トライアル1stからだけど、精神的に参るということはないと思う。成績が良くても、悪くても、そこは大丈夫」と自信をのぞかせる。「今回が最後のグランプリのつもりで頑張ります」と自らを鼓舞する。寡黙なファイターは、歓喜のグランプリ制覇で完全復活を遂げる。
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「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(26日開幕、平和島)
◆女子10位・竹井奈美
今年は優勝3回と、竹井は充実した一年を過ごしてきた。「レディースチャレンジカップ(芦屋)はターンで落とし癖が出て、良くなかった。でも、F休み(10月20日~11月18日)前までは流れは良かった。3回も優勝ができましたからね」と納得する。
努力が実って自信も深めた。「嫌いだったコースでも勝てるようになってきた。ST平均も上がってきたし、苦手意識を克服しようとやってきて成長できている」。平和島には「狭い水面が苦手なので」と身構える。2年ぶりの出場で、前回は優勝戦2着。その時以上の活躍を目指す。