【武蔵野S】サンライズノヴァ 豪脚発揮で久々の重賞V
「武蔵野S・G3」(10日、東京)
汚名返上。昨年のうっぷんを晴らし、サンライズノヴァが今年は1番人気に応えた。
今回も自慢の豪脚が全開だ。序盤はいつものように後方待機。ラスト200メートル過ぎで、2番手から楽な手応えのままナムラミラクルが先頭へ。これを目掛けて一完歩ずつ差を詰めると、ゴール前では余裕を持ってかわし、1分34秒7のタイムで3連勝。昨年のユニコーンSを制した舞台で、それ以来のタイトルをゲットした。当レースは昨年、1番人気で12着に惨敗しており、その借りも返してチャンピオンズC(12月2日・中京)の優先出走権を獲得した。
戸崎圭太騎手は「重賞を勝てて良かったです。能力のある馬だし、(G1でも)十分に力を発揮できると思います」ときっぱり。2着には7番人気のクインズサターンが突っ込み、2番人気のナムラミラクルは3着と伸びを欠いた。