【ボート】鶴本崇文が江戸川MB大賞でG2初制覇

G2初Vにガッツポーズの鶴本崇文
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 「モーターボート大賞・G2」(21日、江戸川)

 1号艇の鶴本崇文(33)=大阪・98期・A1=がインから逃げ切り、G2では初、通算8回目の優勝を飾った。2着は石渡鉄兵、3着には中辻崇人が入り、順当な決着となった。

 直前のアクシデントにも冷静さを失わなかった。待機行動中にエンストを起こし「一生掛からんのやないかと思った」と、冷や汗をかきながら何とかエンジンを掛けると、あとはスリットに集中。インから先マイを決めると、そのまま押し切った。「まくられない限り、出足には自信があった。ちょっと外に合わせたけど十分」と振り返った。

 直前の戸田周年ではG1初優出で3着。今節は初日ドリーム戦を5号艇で1着と好発進を決めると、オール3連対で予選をトップ通過。準優、優勝戦と1号艇できっちりと結果を出した。「リズムが良すぎて怖いです」と戸惑いを隠さなかった。

 この優勝でボートレースクラシック(19年3月16~21日・戸田)の出場権を獲得。「未知の世界ですけど頑張りたい」と、SG初舞台での活躍を誓った。

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