【菊花賞】エポカドーロ、皐月賞馬の意地見せる

 「菊花賞・G1」(21日、京都)

 ラスト1冠。エポカドーロが皐月賞馬の意地を見せる。

 先週は水曜に栗東CWで併せ馬。日曜も同坂路で追った(4F58秒2-13秒3=馬なり)ため、15日朝は運動で体をほぐした。荻野助手は「使ってから良くなった。春よりも落ち着きが出た」と順調な調整ぶりに胸を張る。

 秋初戦の神戸新聞杯は4着。発馬直後の1完歩目、2完歩目とつまづいて後方からになり、いつもの先行策が取れなかった。仕上げ人も「ゲートがスムーズなら違った」と参考外を強調する。

 母はスプリンターだが、2400メートルを不安視されたダービーで2着と、距離の壁を乗り越えてきた。「キャパ(シティ)を持っている馬だから」。3000メートルの克服に期待を込めた。

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