【菊花賞展望】ダービー馬不在も多士済々 エポカドーロvsブラストワンピース

 「菊花賞・G1」(21日、京都)

 ダービー馬ワグネリアンこそ不在だが、8頭の重賞ウイナーなど、多彩なメンバーがそろった。

 始動戦の神戸新聞杯で4着と敗れた皐月賞馬エポカドーロ。ただ、発馬後につまずいて流れに乗れなかったのが全て。先行する自分の形なら結果は違った。「使ってさらに良くなっている」と藤原英師は上積みを強調。母ダイワパッションはスプリンターだが、高い能力で距離の壁を乗り越えそうだ。

 ダービー5着馬ブラストワンピースは秋の始動戦に古馬相手の新潟記念を選び、ノーステッキで完勝。落ち着きも出て、さらに進化した姿を見せた。ダービーはスムーズさを欠いただけに、鞍上の池添も「ラスト1冠はぜひ獲りたい」と力が入っている。

 エタリオウは1勝馬ながら、神戸新聞杯など重賞で2度の2着。ダービーでも4着と健闘するなど、堅実ぶりが光る。友道師も「長い距離は合う」と全馬初距離のマラソンレースに期待を込める。

 ジェネラーレウーノはダービーこそ16着に大敗したが、前走のセントライト記念で重賞2勝目を挙げた。勢いに期待したい。メキメキと力をつけたメイショウテッコンにフィエールマン、ひと叩きの効果が大きいグレイルにも注目だ。

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