【キーンランドC】ヒルノデイバロー勝負仕様 悪い馬場でビックリ好時計

 「キーンランドC・G3」(26日、札幌)

 勝負仕様だ。ヒルノデイバローは22日、函館Wで4F55秒7-40秒8-12秒3。水の浮いた馬場も問題にせず、鋭い反応で好調ぶりを示した。「えっ?この悪い馬場でそんなに出てます?」。時計を聞いて驚いた昆助手は「しまいだけはやろうと思って。いいですね」と満面の笑みを浮かべた。

 勝ち馬に鼻差まで迫った前走の函館スプリントSなど、ここ5戦で2着が3回。9、12、10番人気での激走を「出来がいいときは走っている」と振り返る。実戦のみで使用してきたブリンカーをこの日は着用。「本番っぽくやりました。前走後は4本時計を出して、そのうち3本をビッシリと。勝つ気で仕上げましたから、今回も調子がいい。チャンスがあると思う」とこん身の仕上げを強調した。

 鍵を握るのは前半のポジション。「前走のようにゲートを五分に出て中団あたりにつけられたら。四位さんに託します」。芝未勝利馬ながら、重賞で2着が3回もある実力馬。衰え知らずの7歳馬が重賞初制覇を狙う。

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