【ボート】復調のエース・浜野谷中心 遠征勢では中島、毒島らに勢い

 「トーキョー・ベイ・カップ・G1」(20日開幕、平和島)

 東都のエース・浜野谷が中心になる。昨秋には90日間のF休みなどリズムを崩していたが、近況は復調が明らか。6月のまるがめ周年記念では3年ぶりのG1優勝で、復活の“のろし”を上げた。初日ドリーム戦の「トーキョー・ベイ・ドリーム」は1号艇。ここで、しっかり逃げてポイントを稼げば、2005年以来、2回目の地元・平和島周年Vへ大きく前進する。

 対するのは、同じく地元の長田。平和島水面では昨年5月の周年記念から5連続優出、同11月から3連続優勝。全国あっせんも直近3節で優出2回と絶好調だ。ドリーム戦は2日目「ピースター・ドリーム」に6号艇で登場。前回覇者の走りに注目が集まる。

 遠征勢では中島に勢いがある。5月のオールスター(尼崎)で8年ぶり2回目のSG戴冠を果たした。2節前の戸田一般戦できっちり優勝を決めて参戦。11年2月以来、2回目の平和島G1優勝を狙う。

 そろそろ石野も本領を発揮しそうだ。今年は2月のG1・近畿地区選(びわこ)、3月の大村一般戦で優出し、ゴールデンウイークの住之江オール大阪で優勝したが、ほかに目立った活躍はなく不振に陥っている。それでもSG6冠の実力者。2日目「ピースター・ドリーム」の1号艇で流れに乗れば、あっさりと初の平和島G1制覇を果たしても不思議はない。

 ほかには、直前のSG・オーシャンカップ(若松)を優勝した毒島、4月からつ周年を制した岡崎、平和島でSG優勝実績がある坪井も怖い存在。近況好調な山田康、辻、江夏、地元の斉藤も侮れない。当地でSG1回、G1・3回優勝の平石、平和島周年V2の地元・中野も存在感を発揮しそうだ。

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