【競輪】和田健太郎がG3初優勝 強烈な差し脚で函館記念を制覇

 「五稜郭杯争奪戦・G3」(5日、函館)

 開催最終日の12Rで争われ、和田健太郎(37)=千葉・87期・S1=がデビュー17年目でG3初制覇。主導権争いの激しい展開を、和田は巧みに切り替えて直線強襲。追走した園田匠(福岡)が2着、自力に切り替えた菅田壱道(宮城)が3着に入った。また、9Rで行われたレインボーカップA級ファイナルは日野博幸(愛媛)が最終2角3番手からまくって優勝した。

 レースは、残り2周の赤板から新山と竹内雄作(岐阜)が激しく主導権を争う展開。7番手に置かれた郡司浩平(神奈川)は最終1角からまくり発進。最終バックで菅田に合わされると、和田は菅田後位へ切り替え、直線で自慢の差し脚を発揮して優勝をつかみ取った。

 レースを振り返った和田は「記念優勝を獲れると思っていなかった。郡司君が早めに仕掛けてくれたおかげ。最終バックはシビアな判断をしてしまったが、優勝を獲れて良かった」とラインへの感謝を口にした。

 次走は14日から始まるG1・高松宮記念杯(岸和田)。5月のG1・日本選手権(平塚)に続く決勝進出を目指す。「目の前の一走一走を大事に走りたい」と目標は控えめだが、勢いに乗った今の和田ならG1初制覇も十分にありそうだ。

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