「ボートレースオールスター・ＳＧ」（２２日開幕、尼崎）

　初日ドリーム戦の出場メンバーは【１】峰竜太【２】桐生順平【３】松井繁【４】白井英治【５】井口佳典【６】魚谷智之。峰は２年連続２回目のファン投票１位に選ばれた。このドリーム戦メンバーには、尼崎、またオールスターで実績を残す選手がそろい、中心となって展開されるのは間違いない。

　王者・松井を主力視する。尼崎での実績は他の追随を許さず、ＳＧ２勝、Ｇ１・７勝の実績を残している。自他ともに認める“ドル箱水面”で、２００１年以来、３回目のオールスター制覇を狙う。

　３月のＳＧ・クラシックを制した井口は、尼崎では１２年にＳＧ・オーシャンカップを優勝している。オールスターも０８年（ＳＧ初優勝）、１２年と２回の制覇がある相性のいい大会。ＳＧ連続優勝のチャンスは十分だ。

　昨年のグランプリ覇者・桐生にとって尼崎は思い出の水面。１１年のオールスターでＳＧ初出場、１５年のクラシックでＳＧ初優勝を飾っている。今年はファン投票２位で選出。今や押しも押されもせぬスターだ。今年も３月に蒲郡Ｇ１周年を制して順調。持ち前の高速ターンを駆使して、最後まであきらめないレースを披露する。

　地元からは吉川元浩、魚谷智之が参戦する。兵庫支部からはオールスター覇者が出ていないだけに、“悲願”へ向けて突き進む。７人出場する女子の中では遠藤エミ、長嶋万記、小野生奈が見せ場を作りそうだ。伸び盛りの羽野直也、仲谷颯仁はすでにＧ１優勝歴があり、大暴れを期待できる。