地方競馬、的場が騎乗数日本一に 4万202回
大井競馬の的場文男騎手(61)は27日、同競馬第5レースで騎乗数が4万202回となり、桑島孝春元騎手の地方競馬最多騎乗記録を更新した。中央競馬の最多記録は武豊騎手の2万988回で、的場騎手の記録は「日本一」となる。
「大井の帝王」と呼ばれ、還暦を過ぎても第一線で活躍する的場騎手は、昨年5月に佐々木竹見元騎手に続く史上2人目の地方競馬通算7千勝を達成。同騎手の持つ地方最多の7151勝にあと47勝としている。
この日はさらに4レースに騎乗し、記録を伸ばした的場騎手は「騎乗数は意識していなかった。これからも一つ一つ大事に乗っていく」と話した。