【競輪】名古屋記念は吉田敏洋が制圧 6年ぶり2回目のG3優勝に「やったぞ!」

 「金鯱賞争奪戦・楽天カップ・G3」(4日、名古屋)

 12Rで決勝戦が行われ、ホームバンクの吉田敏洋(38)=愛知・85期・S1=が1着。浅井康太(三重)を追走し、最終2角から自力発動で、2012年の当所以来となる2回目の記念優勝を飾った。赤板(残り2周)前から吉田を追った松浦悠士(広島)が2着、4角手前から外を踏んだ菊地圭尚(北海道)が3着に入った。

 激闘を制したのは地元の吉田だった。ゴール後は大歓声のファンに向かって「やったぞ!」と熱くガッツポーズ。「前回より気持ちが良くてうれしい」と、涙の記念初優勝だった6年前とは異なり、夕日を浴びた笑顔が輝いた。

 中部勢の先頭を任された高橋和也(愛知)は、山本伸一(京都)に打鐘で出られてしまったものの、番手回りの浅井が最終ホームから反撃の仕掛け。村上義弘(京都)がけん制したところで吉田は自らまくって出た。

 「冷静でした。最終2角を一番脚に余裕がある状態で回れたのが勝因。最後は脚が三角に回っていたけど、中部の後輩が押し上げてくれた」。感謝の思いが自然に言葉になった吉田。これからも中部勢を力強く引っ張っていくだろう。

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