【POG】ディープインパクト産駒フィエールマンが初陣V
「3歳新馬」(28日・東京)
ディープインパクト産駒のフィエールマン(牡、美浦・手塚)が、断然の1番人気に応えてV。芝1800メートル戦の初陣を白星で飾った。スタートはひと息だったが、すぐにリカバーしてポジションを押し上げ、2番手を確保。残り200メートルから鞍上のゴーサインで追いだされると、内から抜け出しにかかる6番人気パストゥレイユ、その間から割って迫ってきた4番人気サンライズシェルとの3頭の争いに。ゴール前は激しい追い比べとなったが、最後は外から内2頭をねじ伏せるかのように差し切って接戦をものにした。勝ちタイムは1分51秒3。勝利に導いた石橋脩騎手は「ペースが遅くなったところで、このまま後ろにいても届かないと思って前へ。賢い馬で、前に行ったところでハミが抜けました。最後は他馬が来る分だけ伸びています。まだギアがありそうだし、もっと良くなりそう。楽しみな馬です」と今後の飛躍に期待を寄せた。
なお、首差の2着はサンライズシェル、さらに首差の3着にはパストゥレイユが入った。