【地方競馬】スウォナーレが重賞初制覇 JRA・桜花賞TRの挑戦権を獲得
「園田クイーンセレクション」(18日、園田)
開催3日目の11Rで争われ、9番人気の伏兵スウォナーレが重賞初制覇を成し遂げた。後方待機から直線で外を伸びて強襲劇を決めた。2着は5番人気で3角からまくったミネオラチャン、3着には中団から伸びた2番人気のスリルトサスペンスが入った。逃げた1番人気のショコラパフェは11着に終わり、3連単は44万1160円の大波乱となったが、本紙のスピード指数は見事に的中した。
ひそかに力をつけていたスウォナーレが、ハイペースの乱戦で金星を挙げた。4戦ぶりにコンビを組んだ大山真は「だいぶ力がつけたな」と返し馬の時点から好感触。道中で仕掛けても「反応が良かったし、最後まで頑張ってくれた」とすっかり成長した相棒をねぎらった。 開業4年目でうれしい重賞初勝利となった坂本和師は「中間でやれることはやれた。相手が強いが、あきらめなかったのが良かった」と満面の笑み。「行くことになるでしょう」と挑戦権を得たJRA桜花賞TRは、G2・チューリップ賞(3月3日・阪神)、G2・フィリーズレビュー(同11日・阪神)を両にらみして、準備を始める。