【日経新春杯展望】モンドインテロの重賞初Vなるか

 「日経新春杯・G2」(14日、京都)

 年頭の淀を彩る伝統のハンデG2。確たる主役は不在だが、注目したいのはモンドインテロだ。前走チャレンジCはメンバー最速の上がりで追い込み、勝ち馬から首、首、鼻差の4着。良績のなかった芝2000メートルを克服し、ここにきてひと皮むけた印象がある。重賞では9戦して〈0、0、2、7〉とワンパンチ足りないが、今回の舞台は条件戦を連勝し、昨年の当レースで3着と相性抜群。初タイトル獲得はここしかない。

 ソールインパクトは格上挑戦のアルゼンチン共和国杯で2着。勝ち馬スワーヴリチャードは次戦の有馬記念で4着。3着セダブリランテスは中山金杯をV。4着アルバートはステイヤーズSを快勝とレベルの高い相手と互角に渡り合った。持久力が生きる流れなら好勝負に。

 昨年の当レースで重賞初制覇を飾ったミッキーロケット。その後は勝ち星こそないものの、G2~G1で強敵相手に善戦してきた。前走の中日新聞杯は2着も、勝ち馬と2・5キロの斤量差を考慮すれば負けて強し。ここもハンデとの戦いになりそうだ。

 準オープンのグレイトフルSを快勝したパフォーマプロミス。昇級戦だけにハンデの恩恵もありそうで、今の勢いには警戒が必要だ。中日新聞杯は逃げて3着に粘ったロードヴァンドールも、自分の形を取れた際のしぶとさは証明済み。ベルーフはムラ駆け傾向だが、ペースが速くなれば馬券圏内突入も。

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