【中山金杯展望】セダブリランテスがV発進決めるか
「中山金杯・G3」(1月6日、中山)
主役は明け4歳のセダブリランテス。前走のアルゼンチン共和国杯は3着に敗れ、デビュー4戦目にして初黒星を喫した。一頓挫明け、一気の距離延長、古馬初対戦と楽な条件ではなかったが、3着確保は能力の高さゆえ。4カ月ぶりを使って上昇気配。能力全開の走りでV発進を決める。
ウインブライトは前走の福島記念で古馬を撃破。成長した姿を披露した。今回は重賞勝ちを含めて4戦2勝、2着1回と好相性の中山が舞台。G3連勝で最高のスタートを切りたい構えだ。
ダイワキャグニーも侮れない。前走キャピタルSを難なく制し、G2・2着の力を見せつけた。全4勝が東京というサウスポー。中山では弥生賞で9着と敗れているだけに、コース変わりが鍵となるが、4歳の成長力で克服したいところ。
アンドロメダSを制して勢いに乗るブラックバゴ。寒い時季に調子を上げるタイプで、連勝での重賞Vも十分だ。デニムアンドルビーはチャレンジCで久々に連対を果たして復活の兆し。明け8歳馬だが、末脚に衰えはない。レアリスタは勝ち鞍5勝中4勝を芝2000メートルで挙げる距離巧者。侮れない。