【有馬記念】スワーヴリチャード文句なし!3歳世代筆頭格が並み居る古馬を蹴散らす

 「有馬記念・G1」(24日、中山)

 万全の態勢だ。今年のダービー2着馬スワーヴリチャードが20日、M・デムーロを背に、栗東CWで貫禄の先着を決めた。前走アルゼンチン共和国杯を快勝して臨む暮れの一番。強い3歳世代の筆頭格として、並み居る古馬をなで斬りにしてみせる。

 3歳世代の筆頭格が、文句なしの最終デモを見せつけた。栗東CWに登場したスワーヴリチャードは、M・デムーロを背にウォーターレスター(4歳500万下)を3馬身ほど追走する形でスタート。小気味良いフットワークで直線に向くと、持ったままでパートナーに並び掛ける。右回りでもスムーズに手前を変えて相手を突き放し、0秒4先着を決めた。

 タイムも6F80秒3-37秒2-12秒4と“テンよし、中よし、しまいよし”の内容。感触を確かめた鞍上は「いい状態だし、落ち着いている。手前も上手に変えていた」と好感触を伝える。見届けた庄野師も「先週同様、十分な動きだった」と仕上がりに胸を張った。

 ダービー2着後、なかなか態勢が整わず復帰が遅れたが、始動戦となったアルゼンチン共和国杯を完勝。直線最内から抜けだして2着馬に2馬身半差をつけた。師は「初の古馬相手だったけど、勝てて良かった」と振り返り、「春に比べると筋肉量が増え、キ甲が抜けた。オンとオフがつけられるようになり、大人の雰囲気が出てきた」と成長ぶりを伝える。

 同年クラシックホース不在のグランプリ。しかし、現3歳世代は古馬重賞10勝(うちG12勝)を挙げるなどハイレベルだ。世代を代表して臨むリチャードに、指揮官は「スピードの絶対値が生半可じゃない」とセールスポイントを挙げ、一部で不安視される右回りにも「今ならどのコースでも十分力を出せる」と自信を口にした。

 G1未勝利の3歳馬Vなら97年シルクジャスティス以来、20年ぶり。史上最多のJRA・G1年間7勝目が懸かる鞍上を背に、“ダービー銀メダリスト”が“グランプリホース”の称号をつかみにいく。

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