【ボート】GP&QCカウントダウンコラム7
「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)
◆男子9位・茅原悠紀
14年の覇者である茅原が再びグランプリ舞台に戻ってくる。昨年は惜しくも出場を逃したが、3月児島クラシック、5月福岡オールスターとSGで連続優出するなど、一年を通して安定した成績を残し2年ぶりの大舞台進出を決めた。
ただ、出場を決めただけでは満足していないのが茅原という男だ。「グランプリに行くために戦っているのではなく、グランプリを勝つために走っている。選手でいるかぎり、ずっとこのレースで優勝することを目標にしていきたい」と熱い思いを語る。スピード満点のターンで頂点だけを目指す。
「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、大村)
◆女子9位・平高奈菜
2年前には賞金ランク2位でクイーンズクライマックスに出場した平高。しかし昨年はベスト12入りに届かず、今年も苦しい時期が続いた。2年ぶりの出場を決めたが「今年は何でこの位置(賞金ランク9位)にいるのか不思議。ずっとエンジンを出し切れなかった。それでも出場できたのは気持ちの入れ替えができたから。予選落ちしても引きずらない。それが良かったのかも」と振り返った。
7月の徳山・男女W戦で8カ月ぶりの優勝を決めると、その後は3優出とリズムも上昇。メンタル面で成長した今ならチャンスは十分だ。