【凱旋門賞】出走馬の戦力分析

  「凱旋門賞・仏G1」(1日、シャンティイ)

 (1)ザラック

 母は08年覇者だが、血統構成はスピード型。レースぶりから左回りがベターで、多頭数もやや不安。

 (2)ドーハドリーム

 昨年のニエル賞ではマカヒキの3着。近2走は同じ馬に続けて負けており、勝負根性に欠ける感。苦戦。

 (3)ワンフットインヘヴン

 母は06年2着馬。G1級の勝ち鞍がなく、暮れの香港も大勢が決した後の追い込み。掲示板なら上出来。

 (4)ユリシーズ

 Kジョージ2着は不向きな道悪。前走5着馬がのちに愛チャンピオンSをV。距離は微妙でも外せない。

 (5)クロスオブスターズ

 2、3走前は小差Vも、先頭に立つまでの脚が速かった。ファーブル師は凱旋門賞最多の7勝。侮れない。

 (6)シルバーウェーヴ

 末脚は堅実だが、一発の魅力に欠けるタイプ。過去2年は10、13着。このメンバーに入ると地力は見劣る。

 (7)アイダホ

 Kジョージは2着ユリシーズと0秒1差。前走は負け過ぎの感が否めないが、得意の道悪なら反撃も。

 (8)チンギスシークレット

 父は04年の独年度代表馬で自身も重厚なタイプ。前哨戦Vでも力量面は見劣るが、道悪になれば急浮上。

 (9)サトノダイヤモンド

 前走は久々、道悪と敗因はあっても春盾完敗からの流れの悪さは微妙。巻き返しには良馬場が絶対条件。

 (10)サトノノブレス

 G1未勝利で格下感は否めない。今回は帯同する立場で、タフな12F戦も微妙。上位進出までは難しい。

 (11)イキートス

 昨年はJCに参戦して7着。好走パターンは少頭数であいた最内から追い込む形。18頭立てでは厳しい。

 (12)オーダーオブセントジョージ

 今年は5戦3勝、2着2回。前2走がともに大楽勝で、昨年の3着馬がさらに力をつけた印象。有力。

 (13)セブンスヘブン

 2走前Vは昨年の凱旋門賞6着馬に5馬身差。前走は不可解な大敗も、能力は高い。人気急落なら妙味。

 (14)ブラムト

 後方一手の追い込み馬。出遅れ癖がネックだが、シャンティイは2戦2勝で地の利がある。はまれば怖い。

 (15)カプリ

 好メンバーの愛ダービーV。並んで抜かせない勝負根性は非凡だ。瞬発力勝負&中1週を克服できれば。

 (16)プリュマティック

 大敗を喫した仏ダービーで、上位馬との力差を露呈。キャリアもまだ4戦と浅く、経験不足は否めない。

 (17)エネイブル

 先行して抜け出す隙のないレースぶり。力は抜けており、3歳牝馬で斤量も有利。硬い馬場でも最有力。

 (18)ウィンター

 G1を4連勝した才女。母の父がスプリンターで距離延長は微妙も、(5220)と底知らず。不気味。

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