【神戸新聞杯】ベストアプローチ ぐーんと成長 岩田「追うごとに良化」

 「神戸新聞杯・G2」(24日、阪神)

 ダービー9着以来、4カ月ぶりに復帰するベストアプローチは20日、朝一番の栗東CWに登場。大きく先行するアレススピアー(3歳未勝利)を4角で射程圏に入れると、直線インから鋭く伸びて一気に突き放した。

 6F84秒5-39秒7-11秒9で4馬身先着を決めた内容に、3週連続で騎乗した岩田は「いい動き。ひと追いごとに良くなっていますね。ひと夏越してパワーアップしているし、気性も大人になっている」と期待馬の成長を感じている様子。久々の実戦にも「気にならない。距離は長いほどいいし、外回りで競馬もしやすいと思う」と好感触だ。

 押せ押せだった春に比べて今回はフレッシュな状態。藤原英師も「春はローテ的に厳しかった。今は賞金がある。秋は計算ずくで」と仕上げに胸を張る。狙うはもちろん菊の大輪。「三千を走ってもへこたれない心臓を持っている。乗りやすい馬だし、挑戦させたいと思っている」。確かな成長を示し、一気に勢力図を塗り替える。

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