【安田記念】ロゴタイプ粘逃劇再びで2着 昨年の覇者が魅せた

 「安田記念・G1」(4日、東京)

 8番人気の低評価に反発するかのように、連覇を狙ったロゴタイプが最後までレースを引っ張って2着に粘った。

 休み明け&昨年(6番)とは一変した外枠(16番)も何のその。絶好のスタートを決めた。「行ければ行こうと思っていた」という田辺は、周囲の出方を見ながらじわじわとハナへ相棒を導く。1000メートル通過57秒1は、昨年の59秒1より2秒も速い。だが、直線に向いても脚色は衰えない。残り200メートル過ぎでは、後続を突き放して2馬身近い差へ。連覇なったかと思われたが…ゴール寸前、勝ち馬の豪脚に屈した。

 「負けはしたけど、自分の競馬はできた」と鞍上は胸を張る。田中剛師も「昨年の再現かと思ったんですけどね」と苦笑いしながらも、「偉い馬です。7歳になってもこれだけパフォーマンスを上げているのだから。時計も詰めているし、進化を証明できただけでもうれしいね」と満足そうにうなずいた。

 次走は、今回で優先出走権を得たジャックルマロワ賞・仏G1など、海外遠征を含めて選択する予定だ。

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