【フローラS】ディーパワンサ機敏 馬体の張り良化

 「フローラS・G2」(22日、東京)

 休み明けのフラワーCは6着に終わったディーパワンサは19日、栗東坂路で4F54秒8-12秒8としまい重点の追い切り。機敏な動きを見せて、併せたペスカネラ(3歳500万下)に1馬身先着した。

 「動きは良かったですね。馬場が重たい中でも、最後まで脚色がしっかりしていました。使って馬体の張りが良くなっています」と松下師は納得の笑みを浮かべる。

 久々の前走が案外だったとはいえ、2走前には阪神JFで4着。その時の上位3頭は、桜花賞でも3着までを独占しており、それを考えれば、ここでは威張れる実績を持つ。

 さらにディーパワンサを後押しするのがこれまで2戦2勝の左回りだ。「右回りが駄目とは思いませんが、結果が出ていますからね。オークスに向けていい結果を出したい」と意気込む松下師。使われた効果で、本来の姿を取り戻し、本番への道を切り開く。

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