【桜花賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「桜花賞・G1」(9日、阪神)
阪神競馬場がある兵庫県南部の9日の天気予報は曇りのち晴れ。土曜は曇り空で時折小雨が降る悪条件もあって、芝は終始、重馬場だった。レース当日も、前日までの道悪の影響は残りそうだ。芝1600メートルで行われた阪神6R・3歳未勝利戦の勝ち時計は1分35秒0で、同じ条件で行われた阪神11R阪神牝馬Sは1分34秒3で決着。後者は古馬牝馬の一線級がそろった一戦で、勝ち時計は両レースの間と見るのが妥当だろう。1分34秒台後半の攻防となりそうだ。
極端な追い込みや外差しには厳しい力のいる馬場。このコンディションなら、アエロリットが浮上する。同馬自身に道悪の経験はないが、父クロフネの血を色濃く受け継いだ芦毛で発達した筋肉質な馬体から、究極の切れ味勝負になるより、むしろ歓迎材料と言えそうだ。安定した先行力が持ち味で、新馬戦から手綱を取り続ける大舞台に強い名手・横山典なら、道中もうまく馬場のいいところ選んで運び、脚をためられるだろう。積極策から直線で早めに抜け出す形なら、後続の追撃を封じ込めるはずだ。

