【桜花賞】ソウルスターリング完璧リハ Vへの信頼揺るがない
「桜花賞・G1」(4月9日、阪神)
あら探しをするのは骨折り損かもしれない。10日後に迫った晴れ舞台を前に、ソウルスターリングが29日、完璧といえるリハーサルを披露してみせた。美浦Wでの3頭併せ。先頭がケイパーストーリー(3歳未勝利)、次がトレクァルティスタ(6歳1000万下)の順で直線へ向く。
インに潜ったソウルは自分からアクションを起こした。外2頭に並びかけ、すっと前へ出て1馬身先着。時計は5F70秒7-40秒2-12秒8(馬なり)と平凡だが、かつて一度もハードな追い切りはしたことがない。それでいて結果を出してきた。
藤沢和師は「自分から反応して前に出て行った。下手なケイコよりも1回の競馬。久々を使ったのは大きい。牝馬で3つの競馬場を走って毎回、うまく対応してきた。中間も普通にカイバを食べているから」と満足そう。ソウルに対する信頼は揺るぎない。