【ボート】松井が中心!ドル箱水面だ 地元兵庫の頼れる支部長・芝田も絶好調

 「センプルカップ・G1」(9日開幕、尼崎)

 松井繁(46)=大阪・64期・A1=が堂々の中心だ。当地は14年のSG・ボートレースクラシックで優勝、今年1月に行われた前回大会を制するなど、準地元にふさわしい実績を持つ。直前の福岡でのSG・ボートレースダービーで優出し、現在賞金ランキングは5位とベスト6入りへ射程圏に入った。年末の大決戦へ向け、ドル箱水面でリズムをさらに加速させる。

 賞金ランク6位の桐生順平(30)=埼玉・100期・A1、9位の井口佳典(39)=三重・85期・A1=も賞金上積みに燃える。桐生は昨年のクラシック、井口は12年のオーシャンカップで当地SGVと水面実績も十分。特に桐生は直前のダービーでも5位で予選突破するなど近況リズムも上々だ。また、ベスト18入りを狙う新田泰章(29)=広島・101期・A1、赤岩善生(40)=愛知・82期・A1、深川真二(42)=佐賀・71期・A1、中島孝平(37)=福井・84期・A1、山口剛(34)=広島・91期・A1、笠原亮(36)=静岡・84期・A1、丸岡正典(37)=大阪・85期・A1=も気迫の走りを見せるだろう。過去大会V2の原田幸哉(41)=愛知・76期・A1=に、56周年の覇者・田村隆信(38)=徳島・85期・A1、62周年覇者の毒島誠(32)=群馬・92期・A1=らもV強奪へ意欲満々だ。

 迎え撃つ地元勢は、ベテランから若手まで近況好調のメンバーが集結。中でも今年SGで実績を残す魚谷智之(41)=兵庫・76期・A1=が中心。吉川元浩(44)=兵庫・79期・A1=は10月のびわこG1優勝戦Fの影響が心配されるが、現在賞金ランクは29位。グランプリ出場へまだチャンスを残すだけに気持ちは途切れていないはず。

 そして最も注目したいのが芝田浩治(45)=兵庫・66期・A1=だ。5月の当地GW戦を含め、今年V6と絶好調。9月の多摩川記念で優出を果たすと、直前の福岡ダービーではSG初優出を達成。兵庫の頼れる支部長が地元水面でもリーダーシップを発揮する。

 61、62回大会と連続で優出しながらもV逸している金子龍介(41)=兵庫・77期・A1=もリベンジへ意欲。堅実な吉田俊彦(38)=兵庫・86期・A1=に、Sから攻め抜く藤岡俊介(33)=兵庫・94期・A1、久々の地元記念に燃える山本隆幸(39)=兵庫・85期・A1=らも侮れない存在だ。

 過去10年では、兵庫勢の優勝は、55周年記念(08年)の魚谷智之、57周年記念(10年)の吉田俊彦の2回だけ。精鋭8人が、7大会ぶりの地元勢優勝を目指す。(賞金ランクは6日終了現在)

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